第一回国際ワークショップが開催されました。

2020.10.13

金沢大学 地域包括ケアとエリアマネジメント研究会
第一回国際ワークショップが開催されました。

令和2年10月13日(火)「社会的弱者の医療・防災・地域に対するニーズを考える」をテーマとしケアエリア研国際ワークショップをオンライン(Zoom)にて開催いたしました。
主に学内から25名の方々にご参加いただきました。

ワークショップはドイツとの時差の関係上、17時からのスタートとなりました。
まずケアエリア研代表 金沢大学 人間社会研究域経済学経営学系 教授 佐無田光より開会挨拶と会の趣旨説明がありました。
その後、特別講演としてドイツ デュッセルドルフ大学 現代日本研究科 島田信吾教授より「ドイツにおける認知症介護へのCOVID-19の影響」と題してご講演いただきました。ドイツではどのようにCOVID-19へ対応してきたのか、またその介護への影響などソーシャルワーカーへのインタビューも交え大変貴重なお話をお伺いする機会となりました。
ご講演の後には、ワークショップ参加者の質疑へ島田先生が回答くださる質疑応答の時間がありました。

次いで、地域包括ケアとエリアマネジメント研究会の一連の研究報告がありました。
まず最初に、本学 医薬保健研究域 医学系 博士研究員 柚木颯偲より「主観的認知障害と社会的孤立との関連」についての研究報告がありました。
次に、本学 医薬保健研究域 医学系 特任准教授 篠原もえ子より「認知症と生活習慣・生活習慣病」に関して研究報告がありました。
続いて、本学 医薬保健研究域 保健学系 助教 板谷智也より「災害弱者の医療ニーズ」についての研究報告があり、最後に本学 理工研究域 地球社会基盤学系 准教授 藤生慎より「KDBx防災」に関しての研究報告をいたしました。

一連の研究報告に対しては島田先生よりご講評を頂戴いたしました。

終わりに本学 医薬保健研究域 医学系 特任准教授 篠原もえ子より閉会の挨拶があり、ワークショップは盛況のうちに閉幕いたしました。
当ワークショップのため特別講演をご快諾くださった島田先生、また当日ご参加いただいた皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。